これはデザイナーなら読んでおいてもいいかもしれないと思った書籍。自分のデザインっていう考え方に自信が持てました。ただただギラギラしてたり、Web2.0っぽい色や形を使えばそれがいいデザインかといえば全く違うと思います。冒頭はデザインがなぜ大事かということが書かれてあって、僕も「運用するデザイン」に近い概念は持っていましたが、ここまでばっさり書いてもらえるとすごく自信につながりました。だからレギュレーションとかあるのですね。
日本はどうも見た目=デザインと解釈する節があります。これだけじゃ、デザインをうまく商売の役に立たせるなんてできない。
ロゴをつくったり、企業サイトのファーストインプレッションにつながるようなイメージ画像をつくるときには、改めて読んでおきたい書籍です。どっちかというと、デザインを人に依頼する人向けの書籍です。けれど、デザイナーでもデザインは見た目を考えてる方にはもっと読んでもらいたい書籍です。個人的にはこの夏1番読み応えのあった書籍で、すぐに後輩に読んでもらってます。
コメント
コメント一覧 (1件)
『視覚マーケティングのススメ』の著者です。
自著のご紹介、ありがとうございます!
> けれど、デザイナーでもデザインは見た目を考えてる方には
> もっと読んでもらいたい書籍です。
そうですね。おっしゃる通りだと思います。
デザイナーの暗黙値を『言語化』していくことは
日本のデザインというビジネスを考えた上でも
現場のデザイナーさんの立場をより良くしていく上でも
とても重要な事だと思っています。
素敵なご紹介をありがとうございました!