ライターだけでコンテンツは完結できない編集の概念

以前BiND for WEBLiFEの紹介をしたと思いますが、開発者の平野さんのお話の中で「Webは編集会議みたいなのが成立してないことが多いね」ということをお話していたので、ちょっと編集をかじってみることにしました。

たしかに、Webサイトで編集っていう概念はあまり聞いたことがありません。それは僕がつとめている会社だけかもしれませんが、どちらかというと技術的な話に偏っていたり、お金の話ばっかりで大事なコンテンツはライターと言われる人だけに一任されてしまっている感が否めません。実装面のエキスパートは多いのに、コンテンツそのものについて有名な人って僕は見かけたことがありません。

個人的にはデザイナーもマークアップエンジニアの人も枠と言われるインタフェース意外の部分、<div id="contents"&rt;〜</div&rt;で囲まれた部分にも積極的に関与していってほしいところです。たとえば、コンテンツの中に写真をどう差し込んだら、相手に伝わるかとか、表をコンテンツの中でどのタイミングで差し込めばいいのかとか、グラフは円グラフが適切なのかとか棒グラフが適切なのかとか踏み込む要素はいろいろあるんじゃないかなと最近は思うようになりました。

というわけで、最近積ん読にせずまともに読んでいる本の紹介です。

ちなみに、社内ではこのあたりのことはライターという立場の人が画像をどこにどうやって配置するのか決めていたり、HTMLでの実装が済んだ時点で余力のあるデザイナが「物足りない」と言って「ここにこんな画像をこの場所に配置する」と言って進めています。
あなたの会社ではどの段階で誰がこのようなことやっているんでしょうか?一概に言えないとは思いますが、良かったらコメントに載っけてもらえると助かります。

MZ Dayに行ってきました(3)〜携帯サイトについて

モバイルのアクセス解析

セミナーという形では最後のお話でした。携帯サイトの利用のアクセス解析の方法ということで、デジタルフォレストの林さんのお話でした。だいぶ断片的な箇条書きですが、

携帯サイトとPCサイトの違うところ

  • Docomo端末はHTTPヘッダのリファラをそぎ落とされてサーバにリクエストする
  • Docomoはクッキーが利用できないので、セッションも利用できない
  • 代わりにGETメソッドを利用してセッション情報をURLに持たせておく
  • サイトの性格によって端末機種がわかり、かつユーザ層が顕著に判る
  • アクセス解析をベースにせず我流で施策を打って進めると、コンバージョン率は0〜1.4%
  • 反対に施策を行うと、3〜5%までに引き上げることが可能
  • サイトの規模がある程度大きくなると、ユニークユーザの数が頭打ちになる
  • モバイルサイトだけではなく、通常のPCサイトも提供しているなら同じようにコンテンツを拡充したほうがいい

携帯サイトは技術的な制約が多くて、なかなか難しいということでした。個人的にはまだ携帯サイトに手を出すより、目の前で管理しているPCサイトのコンバージョン率をなんとかしたいと思っているので、手を出すのは早いと感じていますが、僕と同じ20代の人間でもPCサイトがそこまで必要ないと感じてるぐらいなので、ちょっと挑戦してみたいところです。

MZ Dayに行ってきました(1)

MZ Dayのロゴ

9月7日(金)にMZ DayというWebマーケティングの無料セミナーへ行ってきました。たまにはジャンルの違うところに足を運んで、視点を広げてみようっていうのが狙いだったのですが、まぁまぁ面白かったです。ということで、まとめてみます。一人一人のセッションをまとめてると、長くなりそうなので、新しい!と思ったところだけメモ。

一つの広告媒体だけで展開するより、複数の広告媒体で

講演の中では、とくにWebに限ったような言い方していたような気がしますが、単一の広告手法(リスティング広告ならリスティング広告だけ)と媒体を限定せずに、いくつかの最適な広告手法を選択して効果をあげているようです。具体的には、クリックしてもらうためのバナーという位置づけにせずキーワードを打ちこんでもらい、そのキーワードに対して最適化を行っていくようです。

キーワードを導き出したキーワードも考慮する

大手のウェブマスターはコンバージョンに結びついたキーワードはアクセス解析ソフトで比較的容易に調べることが可能ですが、コンバージョンに結びつくまでに検索エンジンに打ち込んだキーワードの前にも、同じ問題解決のために打ち込んだキーワードも考慮し始めているようです。

また、検索結果にあがってきたサイトの一つをみて、そのサイトからコンバージョンにつながるのは稀のようです。だいたいは他の検索結果で表示されたサイトも確認してから問い合わせなどを行うようです。

ユーザは何回かキーワードを変えて、問題を解決しようとしている

上に書いたことにも近いのですが、ユーザは何回かキーワードを変えて問題の解決をしようとしているようです。たとえば、「ヘッドフォン」と検索して、横断的に比較しているサイトから「BOSE」と検索してBOSEのサイトに行ってスペックを確認するようなイメージで、検索キーワードを何回か変えてサイトにたどり着くことが多いようです。

ソーシャルブックマークが必ずしも評価に反映されるとは限らない

Yahooの検索結果にYahooブックマークの登録者数が表示されるようになりましたが、これはYSTの評価に影響するには懐疑的な見方のほうが多いようです。ソーシャルブックマークされることの質が保てずコミュニティに依存すること、スパムが多くなってしまって検索エンジンそのものの質が低下してしまう懸念があるのではないかという見解でした。

続きの記事:
MZ Dayに行ってきました(2)〜ブランド形成に必要なコンテンツとは?

BtoBサイトはどこも難しい

成功する BtoB サイトの条件(internet.com)

気になったのでメモ。というか、最近気に掛かりまくってしかたない問題が文章にまとまっててくれて、自分たちだけが四苦八苦しているんじゃないんだと思って少し楽になりました。楽になってもこれは突き詰めていくことなんですけどね。BtoBのサイトづくりって難しいです。

■BtoBサイトのユーザビリティ的な問題点

  • 製品構成が複雑ゆえにサイトの構成がわかりづらい
  • 価格表示がない(カスタムメードが多いため価格を表示しない。結果、見込み客に値段の感覚が伝わらない)

■BtoB サイトを構築する際に考慮する点

  • 購入までの意思決定が長い
  • 購入者が必ずしも自分のために買うわけではない
  • サイト上では成約しない
  • 長期契約を結ぶことが多い

特に"あるある"と思ったところだけ抜粋してみました。まさにこのあたりの壁にぶち当たってます。BtoCでも言えることかもしれませんが、普段生活している上ではまったくと言っていいほど触れる機会がない商材をWebで問い合わせに結びつける。改めて考えると、商材の知識が乏しいと自社でBtoBサイトを作るっていうのは難しいかもしれません。

また、Web上で問い合わせ1件を受けると、それがWebサイト上ではコンバージョンという認識をされますが、会社という単位で見ると、この時点でまだ売上としては計算されないところがあります。部署間がきっちりとした縦割り組織だと、互いの数字が見えづらかったり、良いのか悪いのかの判断が付けづらいところです。個人的にはこのあたりがもどかしいところ。その問い合わせは成約できたの〜?って思いつつも、目の前の仕事をこなすだけで手一杯なのが現実です。

引用のあとには、BtoBサイトで制作会社を選ぶポイントとして、自社のBtoBビジネスの特徴を理解して…と述べられています。自社だと、自社のビジネスの特徴がつかめなかったりします。当たり前となってしまっているからか、遠慮が生じているのか、それとも、だれもわからないからか、真相は闇の中ですが、BtoBのサイトを誰に任せるかということで、社外だからズバズバ言える、社内だから連携がスムーズにできるかと言うと、そうでもないような気がする今日この頃です。

なんだか、愚痴っぽい記事が続いてますが、弱ってるモードなんですかね。金曜日のAdobeのイベントでちょっと元気もらって来たいと思ってます。

納期が3倍に延びたプロジェクトの8つの秘訣

当初は5月の頭にアップの予定が大幅に遅れてやっと明日リリースです。どんなサイトとかは伏せておきますが、今回のプロジェクトで制作会社の苦労を思い知らされました。で、どうして遅れてしまったかをとても冷静に分析して、納期を延ばす8つの秘訣を考えてみました。

クライアントのモチベーションの低さを制作者側に波及させる

中の人が積極的でない場合、ディレクターはそのことをプロジェクトのメンバーに声を大にして伝えてあげましょう。こうすることで、制作側のモチベーションを落とすことができます。クライアントのモチベーションが低いことを知ると、提案しても通らないと思いやすくなり、いい提案は次の案件に使おうとするようになります。これによって、生産性が落ちてしまい、通常の約1.2倍の時間がかかってしまいます。

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