Fireworksで「これちょっと面倒だな」といった作業をコマンドや拡張機能を使うことで、より少ない手順で済ませることができます。

拡張機能はかんたんにインストールができます。しかし、コマンドについては知る人ぞ知る方法みたいになっているので「コマンドは公開されてるけど、これどうすればいいの?」っていう方も多いと思います。今日はコマンドのインストール方法を紹介していきます。

コマンドを使ってみよう

インターネット上には拡張機能として提供されているものとは別に、コマンドファイルが主に2種類の形で配布されていることが多いです。

1.コマンドファイルが公開されているもの
2.ソースコードで公開されているもの

今回は例として、2のソースコードで配布されているコマンドを自分のPCにインストールしてみましょう。

カンバスカラーの白→透明/透明→白を切り替えるコマンド

透過PNGで書き出すことが多くなってきた昨今。
制作中はカンバスカラーを白色にしておくと思いますが、書き出すときは背景を透過色にするのが面倒だ!と思ったときに作ったコマンドです。ショートカットを割り当てておくと、現在のページのカンバスカラーを透過・白に切り替えることができます。

ソースコード

if(fw.getDocumentDOM().backgroundColor == "#ffffff00") {
fw.getDocumentDOM().setDocumentCanvasColor("#ffffff", true);
} else {
fw.getDocumentDOM().setDocumentCanvasColor("#00000000", true);
}

1.コマンドのコードを保存する

まずは、上のソースコードをコピーして任意のテキストエディタにペーストします。

ファイルの保存先はひとまず、デスクトップに保存します。
もちろん下に書いている保存先を知っている場合は、そこに保存しても大丈夫です。

ファイル名は「カンバスカラー切り替え.jsf」という形で拡張子はjsfとなります。
Fireworksのコマンドの正体はJavaScriptですが、拡張子を.jsで保存してもFireworksはコマンドとして認識しませんのでご注意ください。文字コードは検証していませんが、UTF-8なら問題ないと思います。

2.コマンドファイルをCommandsフォルダに入れる

デスクトップに保存した「カンバスカラー切り替え.jsf」をFireworksのコマンドフォルダに入れます。このコマンドフォルダはWindows or Mac、Fireworksのバージョンで違います。特にパーティションを変更せずにFireworksをインストールした場合は以下のようになります。

Windows 7、Windows Vista

C:¥Users¥sivacchi¥AppData¥Roaming¥Adobe¥Fireworks CS6¥Commands

Windows XP

C:¥Documents and Settings¥sivacchi¥Application Data¥Adobe¥Fireworks CS6¥Commands¥

Mac

/Users/sivacchi/Library/Application Support/Adobe/Fireworks CS6/Commands

上で黄色くマークしている箇所を自分の環境に合わせてエクスプローラーやFinderで辿ってください。

3.Fireworksを起動する

もし、Fireworksを起動しているときにこの作業をしている場合は一度Fireworksを終了します。

そしてFireworksを起動しメニューから[コマンド]を選択すると、自分が登録したコマンドが登録されているのが確認できます。

4.実際に動くかどうか確認する

[コマンド]→[背景透明化]をクリックします。

背景が透明になったのが確認できます。

コマンドはかんたんにインストールできる

長々と解説しましたが、やったことはこれだけです。

一度ファイルのパスを覚えて、ショートカットをデスクトップに置いておくと、インストールがもっと簡単になります。そして、よく使うコマンドはショートカット登録しておくと、作業効率が格段にUpします。

僕が使っているこれだけは外せないコマンド

コマンドはインストール方法がわかりにくいので、これまでスルーされていた人、これからガンガン使っていきましょう!

他にも便利なコマンドがあってそれも紹介したいものがありますが、コマンドのまとめはまた後日、まとめてお伝えしようと思います。